捻挫・打撲・肉離れを
甘くみてはいませんか
捻挫・打撲・肉離れは、スポーツで多いケガです。
お子様から中高年の方まで、幅広い世代の方に注意が必要です。
日常生活でふとした瞬間にも、捻挫・打撲・肉離れは起こる可能性があります。
発生頻度の高いケガですが、重度の場合手術が必要になる場合もあります。
軽いケガだと甘くみることは危険です。
放置せずに、応急処置を講じましょう。
こちらでは、捻挫・打撲・肉離れの原因や症状、対処法などについて詳しくご紹介します。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 足首が真っ赤に腫れている
- 打った部分が青黒く変色して痛い
- ジャンプしたら肉離れを起こした
- 打撲が何週間も改善しない
捻挫・打撲・肉離れの
原因を知りましょう
捻挫・打撲・肉離れとは、どういったケガなのでしょうか。
見た目ではっきりとわかるようなケガではないため、3つの違いがわからない患者様も多くいらっしゃいます。
湿布を貼って安静にして済ませる方もいらっしゃいますが、
早期回復を目指すためには、適切な応急処置を講じなければなりません。
まずは、捻挫・打撲・肉離れの原因を知りましょう。
捻挫・打撲・肉離れについて
捻挫・打撲・肉離れの違いについてご紹介します。
●捻挫
捻挫は、関節のケガです。
靱帯や腱、軟骨などの損傷を指し、足首で多くみられます。
捻挫は、正常な関節可動域を超えて起こる急性のものと、繰り返すストレスで起こる亜急性のものがあります。
●打撲
打撲とは、皮下組織のケガです。
傷口はないものの、筋繊維や血管を損傷しています。
打撲は、時間が経ってから痛みが強く出るという特徴があります。
打撲と思っていたケガが実は骨折だったという場合もみられるため、長引いている場合は一度医療機関で検査してもらいましょう。
●肉離れ
肉離れは、筋肉のケガです。
筋肉が伸ばされながら収縮すると、負荷に耐えきれず断裂し、激しい痛みを感じます。
部分的な断裂が多いですが、筋肉が完全に断裂してしまうこともあります。
肉離れを発症した瞬間に、「ブチッ」という断裂音が聞こえるといわれています。
捻挫・打撲・肉離れの原因
捻挫・打撲・肉離れは、次のようなことをきっかけに起こる可能性があります。
●スポーツ
捻挫・打撲・肉離れといったケガは、スポーツ中によく起こるといわれています。
相手選手との接触や転倒をきっかけに生じます。
アイスホッケーやラグビーといったコンタクトスポーツは、接触や転倒の機会が多く、捻挫・打撲・肉離れのリスクがあります。
また、肉離れは、急なダッシュや方向転換によって、筋肉に過度な負担がかかると、発症します。
ジャンプ動作の多いバレーボールやサッカーなどに注意が必要です。
●酔っ払い
捻挫と打撲は、酔っ払っているときにも起こる可能性があります。
飲みすぎると千鳥足といって、フラフラとふらつくような歩き方になり、転倒につながります。
●転落
階段やベッドから転落したことをきっかけに捻挫・打撲が起こることもあります。
ご高齢の方の場合、予想以上に重症化しケガをきっかけに寝たきりとなることもあります。
捻挫・打撲・肉離れの症状
捻挫・打撲・肉離れの症状についてご紹介します。
●捻挫
捻挫が起こりやすい部位は足関節で、バランスを崩したときや転倒などによって痛めます。
捻挫の症状は、3段階に分類されます。
・1度
靱帯の一部が断裂しています。
軽い痛みや腫れがみられます。
・2度
靱帯が部分的に断裂しています。
痛みや腫れがひどくなり、関節の動きも制限されます。
・3度
靱帯が完全に断裂しています。
関節が不安定で、痛みや腫れも強く現れます。
手術が必要になる場合もあります。
●打撲
打撲は、大腿部でよくみられます。
軽度の打撲は、患部を圧迫すると痛みを感じる程度です。
ひどく身体を打ちつけた場合は、「患部が腫れる」「ジンジンとするような痛み」をともないます。
患部が青紫色に変色することがありますが、これは内出血によるものです。
●肉離れ
肉離れは、筋肉がある場所であればどこにでも起こる可能性があります。
とくにハムストリングスや大腿四頭筋、腓腹筋といった大腿・下腿でよく起こる傾向にあります。
筋肉を動かそうとすると、痛みをともないます。
大腿・下腿の肉離れは、体重をかけるだけでも痛みが出て、歩けなくなることもあります。
肉離れの重症度は、次の3段階に分類されます。
超音波検査で確かめることが可能といわれています。
・1度
腱に損傷はなく、筋で軽い出血が起きている状態です。
・2度
腱にも損傷がみられます。
力をかけたときに痛みが出ます。
・3度
腱が完全に断裂しています。
断裂した部分をみると、明らかにへこんでいるといった見た目の変化もあります。
捻挫・打撲・肉離れの対処法・予防法
捻挫・打撲・肉離れは、重症化すると日常生活にも影響を及ぼします。
とくに、下肢の捻挫・打撲・肉離れは、歩くときに痛みをもたらし、生活の質を低下させる場合があります。
捻挫・打撲・肉離れを完全に予防することは困難ですが、リスクを減らすことは可能とされます。
こちらでは、捻挫・打撲・肉離れの対処法・予防法についてご紹介します。
捻挫・打撲・肉離れの対処法
捻挫・打撲・肉離れは、スポーツ外傷の一種でもあります。
スポーツの現場では、早期復帰ができるよう、ケガの悪化を防ぐ応急処置を迅速に講じます。
捻挫・打撲・肉離れといった足に多い外傷には、POLICE処置を行いましょう。
POLICE処置とは、次にご紹介する5つの応急処置の総称です。
●保護する(Protection)
再び損傷が起こることを防ぐために患部を保護します。
とくに、足は体重をかけるだけでも大きな負担となる可能性があります。
松葉杖や車椅子、担架などを使いましょう。
●最適な負荷をかける(Optimal Loading)
ケガからの回復を早めるために、痛みが出ない程度の適切な負荷をかけます。
以前は、ケガをしたら完全に回復するまで安静にすることがすすめられていました。
しかし、近年では、安静にしすぎると組織が弱くなり、ケガの回復が遅れてしまうという考え方が主流とされています。
●冷やす(Icing)
氷のうを使って、患部を冷やします。
毛細血管が収縮するため、一時的に腫れや内出血が抑えられる効果が期待できます。
凍傷を起こす可能性があるため、氷のうはタオルの上から当てるようにしましょう。
●圧迫する(Compression)
患部の腫れや内出血を抑えるために行います。
ケガをした部分よりも心臓に近い位置を包帯やテーピングなどで圧迫します。
予防的な意味合いで行うものです。
腫れが現れてからでは効果が薄くなるため、できるだけ早めに行いましょう。
また、圧迫のさじ加減はむずかしいとされます。
変色やしびれが出ている場合は、圧迫が強すぎる可能性があります。
圧迫は、すぐにゆるめられるような素材で行いましょう。
●挙上する(Elevation)
腫れの軽減を図ることが目的です。
心臓よりも高い位置に足を上げます。
立っている状態では足の挙上はむずかしいため仰向けに寝転び、足の下にクッションや台などを置いて高さを出しましょう。
捻挫・打撲・肉離れの予防法
捻挫・打撲・肉離れの予防法についてご紹介します。
●柔軟性を保つ
下半身の柔軟性を高めることが、捻挫・打撲・肉離れの予防につながります。
接骨院で提供しているリハサクでは、700種類以上の運動メニューから、患者様の身体の状態にあった運動メニューの提案が可能です。
●アウターマッスルを鍛える
瞬発力には、アウターマッスルが関係しています。
肉離れは、急激に加わる負荷に筋肉が耐えきれずに起こります。
アウターマッスルを強化しておくことで、肉離れの予防につながります。
●正しいフォームを身につける
間違ったフォームで運動を続けていると、組織に負担がかかりやすくなります。
正しいフォームができているかどうか一度チェックしてもらいましょう。
●全身の使い方を見直す
捻挫・打撲・肉離れは、下肢に起こりやすいトラブルですが、上半身の使い方も関係しています。
正しいフォームであっても、上半身と下半身の動きが連携していなければ、下半身に負担がかかるといわれています。
全身を使って身体を動かすことを意識しましょう。
あかり鍼灸接骨院の
【捻挫・打撲・肉離れ】
へのアプローチ
捻挫・打撲・肉離れを早期回復していくために最も大切なことはカウンセリング・身体のチェックだと考えています。
施術を行う前のこのフェーズで、適切な施術を取り組むための材料を集めていきます。
当院の検査では、エコー検査を行い正確に患部の状態を把握していきます。
その検査をもとに状態に合わせた施術を行います。
●捻挫
・鍼
・アイシング
・ギプス固定
・シーネ固定
・サポーター固定
・テーピング固定
など
●打撲
・アイシング
・マイクロカレント
・バンテージ固定
など
●肉離れ
・アイシング
・バンテージ
・マイクロカレント
・鍼施術
・ラジオ波温熱療法
・筋膜リリース
など
著者 Writer
- 髙橋 敏明
- 【所有資格】
∟柔道整復師
∟鍼灸師
【生年月日】
昭和60年6月20日
【血液型】
B
【出身】
兵庫県
【趣味】
アクアリウム/アウトドア/サイクリング/ゴルフ/スノーボード/ショッピング
【得意な施術】
鍼灸施術
【ご来院される患者さまへ一言】
痛みや悩みに対する解決策を一緒に考えましょう!
施術一覧
TREATMENT
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スパ
保険施術
鍼灸
美容鍼
脊椎矯正
電気療法
立体動態波
EMS
固定療法
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筋膜リリース
エコー検査機
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ウェーブ
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交通事故施術
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